
しばらく書き込みしていなかったと言うのも
この夏は点々とず~っとヨーロッパに滞在していたのですが
天気があまり良くなくてあまり山に入りませんでした
そして今日やっと帰国.、これは乗り継ぎの空港で書いています。
さて・・山に行ってないので山の題材がないのですが
9月頭から仕事でクロアチア&スロヴェニアにクライミングに行きました
日本でもクライミングはしてますが、クライミングはやはり海外だなぁ~と
前回はアルパインクライミングやフェラータ、
マルチピッチクライイングの話をさせて貰ったので
今回はスポーツクライミングに関してにしましょう
入園料が必要なだけにトイレもミニスーパーもある
素晴らしい岩場!ハイカーや川遊びの人でも賑わってます
スポーツクライミングとは
アルパインに比較してスポーツを楽しむ感覚でクライミングする事で
・・・って、そのままじゃん(笑)
まぁゲーム感覚で遊べて“かなり"安全。
基本シングルピッチなので(長くても30m位)
天気が悪くなったり、調子が悪くなったり、機嫌が悪くなったりしても(笑)
途中でやめて帰ることが“大体”出来るというお手軽なスポーツです。
最近ではクライイングジムやボルダリングジムが一杯出来ているので
比較的簡単に始めることができると思います
ギリシャのカリムノス島の岩場・
「クライマーが来てくれるから生活が良くなった」と
地元の人がクライマーを大事にしてくれます
が・・
日本だとお外の岩で未熟な仲間で行く事が結構大変まず岩場が少ないし狭い。
大抵の岩場は休日に行くと大混雑、上手そうなおじさんやおばさん達、
そして講習などが岩場を独占していて・・って
けしてそのつもりは無いんだろうけど、初心者達にはそう見えるし近づきがたい・・
5,9あたりでモタモタしてたら「外岩に来るのは10年早いんだよ」ってオーラ-が漂う
・・って、けしてそのつもりは無いんだろうけど(苦笑)
その点私の知ってるってか好んで行く海外の岩場だと、
そんな雰囲気はま~ったくありません
タイ・プラナン(半島)の岩場
水着でウロウロしてる人の横でクライミング(日陰は暑くない)
アジア人・白人が混ぜ混ぜのクライミングパラダイスです
良く「海外クライミングに行くほど上手くない」って言う人には
「私は上手くないから海外にいくんです」と答えてしまいますね
だって魅力的なな5.9とか10aとかが一杯あって、
しかも簡単なルートでも一杯ボルトが打ってある♪
(アメリカンスタイルだと違うんですけど・・これはまた今度)
とにかく
上手そうなお兄さん、お姉さんが颯爽と隣に来て、
私達と同じような5.9/10aあたりで
「ああでも無いこうでも無い」と奮闘してるのは見ていて愛らしいし
「そうだよね~みんなこんなもんでも良いんだよね」
っと、自分が肯定されたような気分になって嬉しい
こういう岩場では子供も一杯登ってるし、キチンと整備もされているのが嬉しい
中国・桂林の岩場 / クライミングを通して中国の若者と話し
中国人への意識がとても変わりました。
(韓国でも地元の人にとても優しくされて感激しました)
趣味の共通項から見ると世界が変わって見えるよね♪
ヨーロッパの岩場が何処でもそうかというとそんなことも無く
日本と同様、地元の理解が取れずに閉鎖の危機のところも多いです
その理由は「事故」「ゴミ」「駐車場問題」「雄叫び」など、
一銭も落とさないクライマーは地元にとって
「百害あって一利無し」の存在。私の知ってる限りでこういう岩場は、
上級者が集まるエリアが多いです
まぁ日本にせよ海外にせよ、
岩場を開放してくれてる地元に気をつかって、
楽しく遊ばせて貰いたいものですね
我がスロベニアの岩場、有名なオスプは閉鎖の危機でも
表示もこんなに整備されてるところもあります
10月には初心者外岩講習を小川山で行います
平日なら日和田山で初心者プレイベートクライミング講習も可能です
11月・ギリシャ・クライミングツアー参加募集中です
C&C.JAPAN/ 中嶋千春
www.candcjp.com
まだヨーロッパアルプスをウロウロしていますので
今回はハイキングや登山と少し違った山を紹介しますね
まずはアルパインクライミング
本格的な山の岩稜をトラバースしたりクライミングしたりして登ります
たまには確保出来るようなモノがルート上にありますが
大体は自分たちで確保をつくって登るか
技術が数段上のガイドや熟達者に先行して貰います
整備されたルートでは無いのでルートを見つけるのも大変ですし
人気ルートでは渋滞に巻き込まれることも
渋滞を起こさないようにすることも大事になります
写真は人気のモンブラン山群の「コスミック稜」です
行ったことが無かったので、
高度順応をかねて登攀ガイドに頼んで(夫ですが)登ってきました
これはシャモニーからロープーウェイに乗って上がり
帰りはミディの展望台に戻ってくるというアクセスが手軽なルートです
(私達は高度順応が目的なのでコスミック小屋に泊まりましたが)
4000m近辺を登る高所の問題があるのとアイゼンでの4級箇所の登りは
思っていたより難しかったです
氷りの岩なので登山靴+アイゼンでのクライミングになります
メルドグラスの雪原をクレバスに注意しながら歩く多くのアルピニストが見える
ルートは何時も大混雑
展望台に戻るので何かヒーロー気分(笑)・写真は国際ガイドで夫のツベート
続いては同じシャモニーで今年行ったマルチピッチルート
マルチピッチとはスポーツクライイングのシングルピッチを
何回か繰り返して高い岩に登る方法です
アルパインクライミングに比較してクライミング技術は難しいモノの
ルートがハッキリしているし整備されているので安心です
(ヨーロッパだと大体ボルトが打ってあります)
シューズもクライミングシューズですし荷物も少量です
今回は標高差220m~270mという壮大な壁を10ピッチくらいで登りました
ってか・・このルート、私にはかなり難しく(11C)
吊り上げられまくりで正直疲れただけで面白くなかった!
もっとレベルにあったルートだと
マルチピッチは面白いクライミングなんですけどね~
2番手は道具を回収して登ります。もうヘトヘト・・
最後は「フェラータ」というクライミングです
日本では馴染みがない登り方ですがヨーロッパアルプス地方には
結構あるクライミング方法です
アルプスの山は戦時中には最前線になるところが多く
そのため岩を崩して基地を作ったり、
移動しやすくしたのがキッカケですが
今は登山の形態の一つとして発達し、
みんなが楽しむことが出来るようになっています
今までの二つのクライミング方法が何人かで確保しながら登るのに比較して
フェラータは「自己確保」で登ります
自己確保出来るようにルートには多くのワイヤーや楔、階段が儲けられていて
場所によっては、さながらアスレチックパークのような感もあります
自己確保がしっかり出来るよう
ハーネスからは2本のヒモ(セルフビレー)を用意して
一方を掛けてから一方を外すという方法で、
常に自分自身で安全を確保しながら登ったり降りたりしていきます
私は今回持って来ていなかったのでスリンゲで作りましたが
近年ではこのフェラータ用に開発されたセットで
こちらの人達は子供達まで登っています
こんなスリリングなトコも!!(今回私は一人で行ったのでこの写真は去年のモノです)
日本にもチェーンや鎖場の箇所は多くありますが
そのほとんどは自己確保が出来ない太さや造りなのが残念です
かつて妙義山の長いチェーンの途中
「危険・手を放すな!」と注意書きがあり驚いた記憶があります。
誰も放したくて手を放すわけでは無いので、
途中で自己確保して休憩が出来るような設備か滑落しても停まる設備、
そして登山口に「自己確保の装備の無いモノは入山禁止」
の注意書きが必要だと思いました
一緒に山に登りましょう!C&C.JAPAN
今年の夏は他社の3つのツアーの添乗をさせて頂きました
ヨーロッパの南の最高峰・ムサラ山(ブルアリア)を登ってから
ヨーロッパアルプスの最高峰を含む名峰巡りハイキング
そして北欧最高峰ガルフピゲン(ノルウェー)を登るツアーです
今回のレポートはそのノルウェーからです
ノルウェーと言って思い浮かぶのはバイキングでしょうか?
それとも村上春樹?(笑)
天然ガスや石油は水源・観光資源が本当に豊富なこの国は
今やヨーロッパの中でも超が付くほどスタンダードの高い国ですが
つい最近の19世紀ごろまではヨーロッパで一番貧しい国の一つでした
物価はものすごく高くレストランのテーブルディナーだと1万円くらい
生中で1400円、グラスワインで1800円!
コレは空港にあった回転寿司、サーモンで750円くらいです
スカンジナビア全体が日照時間や緯度の高さから作物生産が難しいのに加え
ノルウェーの土地は山岳地帯とフィヨルドに覆われた国ですので
穀物がとりにくいのに加えて生活に必要な塩も不足していました
よって人は海に活路を求めていった様です
かといって輸出できるモノは海産物・主に北海で捕れる「鱈」
生活に苦しむ多くの人達がアメリカ大陸へ1825年から移動したようです
実はコロンブスがアメリカ大陸を発見する5世紀も前に
ノルウェー人冒険家はこの新大陸を発見していたようです!
バイキングと土着の神、そしてカトリックが融合した
珍しい木造教会がノルウエーにはまだ28残ってます
(1200年位に建てられました)
そうい近キンの歴史があるせいか、ノルウェー人はとても質素でナチュラル
自然に溶け込むような小さな家に住むことを好み
平等を愛し、お金持ちぶったり、偉そうにしてることを恥とする人達です
大使館関係者の友人を知ってましたが、彼も場末の居酒屋に好んで通い
山の悪路を青ナンバーで来ちゃう人でした!
リーセ・フィヨルドを見下ろせるプレーケストーレン
何となく登りの石畳階段がネパールを思い起こさせると思っていたら
ココ3シーズンで地元がネパール人を呼んで整備させたらしいです!
さてさて、そんなノルェーで今回のハイキングのスタートは
南のリーセ・フィヨルドにある有名な絶壁から始まりました
この写真見たことありますか?
ノルウェーの観光名所として有名は写真ですが
フィヨルドから600m切り立った絶壁です!
自然景観を大事にするノルウェー人ですから
もちろん柵など一切無しです
まるで高尾山の様に多くの人が行き交うので
事件が無いのが不思議なくらいです
(年に数件はあるようですが・・)
干しダラの貿易で栄えたベルゲンの港(世界遺産)
干しダラをトマトで煮込んだバカラオというシチュー
ココはかなり南にあるので移動が少し大変でしたが
観光をしながら北上して来たのが鉄道でも有名なフロムという
フィヨルド観光の基地としてで有名な所です
この地が起点のソグネフィヨルドは
200km を超えるヨーロッパ本土で最長・最深のフィヨルドです
フェリー観光もしましたが
やはりハイキングが良かった!
短時間で500m登らなければ行けないハイキングでしたが
登らなければ見ることの出来ない景色を見ることが出来て大満足です
ココからまた北に進路をとり
ヨートゥンハイメン国立公園にある北欧最高峰・ガルフピゲン(2469m)に
麓の山小屋をベースに挑戦
実は北から氷河を渡って登るルートには2011年登っているのですが
ココからは初めて。このルートだと氷河歩きはありませんが
1300m以上の標高差を登る事になり結構大変です
ローカルガイドのテンポだと日本人には早すぎるので
私に先頭を歩かせて貰って慎重に進みましたが・・
2000m地点で具合が悪い方が出てしまいました
小屋付近の風景
雪渓の上を何度か歩きます
その方は普段から山を登っていられる方で
今までも問題が無かった方だったのですが
長旅で食事が合わず体調を崩してしまったようです
加えて標高2000mとはいえココは緯度が高い北欧です
たぶん疲労も手伝って高度障害も出たのだと思います
この先の先に頂上はあるおですが・・
この地点で私が彼女と休みながら下山することに。
ほぼ小屋まで下降すると元気が出たようなので
安心して私は登り返しましたが当然頂上までは登れず・・
下山してきた本隊と合流してから
疲れて遅れを取ってしまう方に合わせてゆっくり下山
美しいU字谷とヨートゥンハイメン国立公園
こんな晴天に恵まれたガルフピゲンに登れるチャンスは
余り無いのでちょっと残念でしたが、仕事なので仕方無し
(ノルウェーって曇ってるのが普通、2011年もガスの中でした)
とにかく皆さん無事だったし、
何より途中下山した方の勇気と決心に感心
「気持ちが悪い」と言われた段階で「下山」を勧めようとは思いましたし
少し促しもしましたが、最終的には自ら決心しての下山でした。
あの状態で登っても良い結果はけして得られなかったと思います
本人も「登れなかったけど今までで一番楽しい旅だった」と言ってくださり
それを聞いて私もとても喜しく思いました
そう、山は登頂が全ての結果じゃないですよね!
山岳ガイドサービスは C&C.JAPANに!http://www.candcjp.com/
6月終わりから7月頭に掛けて
「ヨーロッパアルプス3大名峰ハイキング」のエスコートさせてもらいました
参加者は5名だけという贅沢なツアーでしたので
和気藹々と楽しいものになりました
何より天気がラッキーで
移動日は曇りや小雨
高いところへ展望に行く日は全部ピーカン!!
素晴らしい景色を堪能できました
ヨーロッパアルプス山3大名峰とは一般的に
「マッターホルン」「モンブラン」「アイガー含むベルナ−・オーバーランド」
そのピークに立たなくても周辺のハイキングと雰囲気で大満足です
今年は雪解けが遅かったので花も
雪解けの花と夏花が一気に咲いていて奇麗でした。
日本円が弱いのでちょっと高く感じますが
一度は見たい景色ですね〜
↑マッターホルン
↑モンブラン
↑アイガー
このサイトを見ている人には
そのうちピークを!と思ってる方もいるかもしれませんね
折角なので少し書かせてもらうと
比較してモンブランは体力系の山で
マッターホルンはスイス側から登ると体力系+技術
イタリア側から登ると逆転して技術+体力、アイガーは技術
という感じでしょうか?
これはあくまで3つの山の一般的ルート(一番簡単なルート)
を比較して考えたときの私の体感です
モンブランは一番標高が高いので高度順応も問題になります
アイガーは4000mに行かない山ですのでその心配は少ないのですが
ナイフのような雪のやせ尾根を抜けたりするので高度感があります
このような山にトライするときにはガイド選びが大切です
いきなり行ってガイドを雇うことも出来ますし
ネットで事前に予約も出来ますが
ガイドにしても初めて会う外国人で
どれくらい登れるのか判断基準が無く
今後おつき合いの無い人の為にリスクを負いたくないので
判断の材料は「スピード」になります
悲しいかなヨーロッパのガイドのスピードに着いていけない人は
途中の小屋で失格になってしまいます
現地ガイドの予約もリスクがあります
大体の人気の山の予約システムとしては
予約日のに天気が悪くても続行、
もしくはキャンセルは出来ますがチャージが掛かります
そして日にちをずらすことは不可能です
(シーズン中、人気の山のガイド予約は目一杯です)
天気の良い日に登りたいのなら前後の予備日を含めた日にちでの
事前予約が必要になります(もちろん日数分払うことになります)
これら人気の山の一般ルートでしたら
日本でのしっかりとしたトレーニングをすれば
大体大丈夫だと思いますが
普段から懇意のガイドさんとの信頼関係を作っておくことが
とても大事な鍵になると思います
日本人の国際ガイドでも良いし、
ヨーロッパに行った際に知り合ったガイドでも構いません
もしくは既に現地ガイドとそういう信頼関係を作っている
日本のツアーガイドに頼むのも一つの方法ですね
私の所でも相談にのりますよ
私は一応登山ガイドでもありますが
これらルートをリードする自信は無いので
全部信頼できるガイドさんを雇って登りました(夫ですが・・)
ガイドに登らせて貰うのはオカシイという考え方もあるかも知れませんが
私はこだわりません。
一人で行く山もあればみんなと行く山もある
ツアーに乗っかるのもイイし、
リーダーとしてみんなを引っ張って行くのもあり
そして個人ガイドを雇うのも然りです
大事なのは自分自身の力量とコンディションを知ること
行きたい山行の危険度とその可能性を知り準備する事です
そして自分にとっての山の楽しさを知る事かな・・
山は人それぞれ!
ピークだけが山じゃありません
花を見て歩くのが好きな人はそれでイイし
山のスキーが好きな人もいるし
沢が好きな人もいるし
岩が好きな人もいますし
眺めてるだけでいい人も
自分なりのスタイルでそれぞれ楽しめれば良いと思ってます
要は自分が気持ちよくなれるかだと私は思います
今回、花を探しながら
そして雄大な景色を眺めながら
先人の山への挑戦を考えながら
ゆったりとした山行を楽しんでさらにそう思うようになりました
↑リンドウ
↑オキナグサ
↑セイヨウサクラソウ
一緒に山に行きましょう〜♪
某社のツアーでブルガリアの3座を登りに行きました
ブルガリアは黒海の西、トルコの北西、ルーマニアの南
西にいくとセルビア・マケドニアからクロアチアに繋がる
バルカン半島にあります
ヨーグルトと琴欧洲でしか馴染みの薄い国ですが
NHKのグレートサミットでも紹介されたりして
近年山を通しても日本人にも人気です
メインで案内をしてくれたのは
そのグレートサミットに出演してた
とて〜も奇麗で頭の良い女性ガイド!
本当、ヘップバーンみたいな美形でうっとりしました。
まだトルコやギリシャ・そしてロシア・ヨーロッパなど
色々な文化を混ぜ込みながらも独自さを保つブルガリア
その大らかな豊さを観光地にでさえも感じられる
素朴で美しい国でした。
ムサラ山(2925m)
バルカン半島で一番高い山になります
ゴンドラも使えるので結構簡単に登れます
ムサラ山頂上にいた42人のスロヴェニア人
バルカン半島最高峰とあって各国から団体で来ています
牛や馬がまだ人の営みの助けを多くしている郊外では
大型バスも歩調を合わせなければいけませぬ
屋根にはコウノトリも!
マリオヴィッツァ山(2729m)
アルパインルートも多くある山で
奥が深くこの山が守るように南にリラの僧院があるので
ブルガリア人の登山者には一目の山だそうです
コルからはリラ僧院がみえます
氷河湖も美しい
リラ僧院
ビフレン山(1960m)
大理石の山!
ユネスコの世界遺産に登録されているピリン国立公園にあります
ブルガリアの山の中で動植物の種類が群を抜いて豊で
固有種も多い国立公園です
ヨーグルトとチーズをふんだんに使うブルガリや料理
お天気に恵まれた5月17日(土)と18日(日)は
小川山にクライミングキャンプに行きました
今年C&C.JAPANで冬山基礎講習を
受けていたメンバーの希望で
私達がヨーロッパに出かける前に
初めての雪の無いところでの講習となりました
みんな夏山はテント泊縦走できるくらいの登山者です
でもクライミングはほぼ初心者
テント設営の確認からロープワーク
クライミングの基礎を安全な場所で学んだ後
焚き火から炭を作ってBBQです
ってか炭火焼き?(笑)
お供にはスロベニアのビールとワイン!
みんなで心ゆくまで語り飲み食べ
楽しい夜となりました
小川山は設備も整っていて
焚き火が出来る世界でも珍しいキャンプ場です
ルールを守ってみんなで大事に利用しましょう!
日本では珍しいスロベニアのウニオンビールで乾杯です!
日曜は早朝から岩場へ簡単な岩場は何時も混んでいて
8名位の大所帯だと大変なのですが
まだ5月だからかほぼ貸し切りの岩場となり
トップロープを一杯掛けて手や腕が痛くなるまで
いっぱい登ることができました!
25日の日曜にはスキー仲間と一緒に
別の場所へクライミングに行きました
小学生中学生合わせて11名!
みんなスキーは超上級者だんだけど
クライミングはねぇ・・(苦笑)
そんなんでもみんなで1日楽しめるのが
スポーツクライミングの良いところです
スキー(テレマーク)をしているので
なかなかクライミングへの切り替えが難しいのですが
やっと切り替えのシーズンです
夏のビッグウォールや
秋の海外クライミングキャンプに向けて
徐々に頑張っていきますぞ~
私のこだわりアイテム
右はビレー用(確保器)のカラビナです
カラビナが回らないように出来ています
(上のは安全管の閉め忘れが無いようになってます)
初級者はとかく装備が甘くなりがちですけど
大切なパートナーを守る道具ですから
初級者ほどこういうものにこだわって貰いたいですね
左は「フロッグ」っていうお助けクイックドローです
手の届かない所で働くマジックハンド?
背の低い私には必携の道具です(笑)
******************************
一緒に山を楽しみましょう!
山岳ガイド・講習/海外登山手配は
C&C.JAPANへ
フェースブックはchibow3
晴天の日曜日、ツツジ満開の筑波山に行ってきました
今回は日本スロベニアフレンドシップ協会依頼の
ボランティアガイドです
前回梅満開の湯河原に続いて2回目になります
今回もスロベニア大使が参加!(さすが山岳大国です)
さすがツツジの時期の晴天日とあって駅からのバスも満席!
でもそのほとんどの人が筑波山神社で下車。
私達は今回つつじヶ丘からの登りです
こちらの方の登りの方が
緩やかな良い道だしツツジも多く私は好きです
いろんな人が参加できるイベントという意味でも
標高差も少ないので良いともいます
ロープ-ウエーの姿もほとんど見かけません
上の方は奇岩連続の岩場になります
女体山頂上はスゴイ人で眺めの良い大岩の上なので少し怖い・・
代表して二人でショット!
弁慶茶屋跡の分岐からは奇岩の連続。
急な登りも奇岩や花を見ながら楽しく登る事が出来ます
でもこの辺からは筑波山神社から登ってきた
大勢の人達とすれ違います。
そして着いたところが筑波山・双耳峰の一つ女体山
女体山から少し降りていくと広場の御幸ヶ原です
ここで名物筑波うどんをみんなで食べて
ピストンで男体山にのぼりました
名物筑波うどん
「つくね」(つ)、「黒野菜」(く)、「バラ肉」(ば)
少し無理がある?語呂合わせのうどんです
筑波山は東京からのアクセスも良く駅からのバスも一杯出ているので
公共交通機関を使っても行きやすい山の一つです
私も今回初めて電車&バスで行ってきました
(まぁ何だかんだで一人5000円位の交通費がかかりますが・・)
登り口と下山口を代える自由が広がります
さらに帰りにみんなで飲めるというのも魅力の一つですね!
と言うわけで、帰りは楽してケーブルカーでの下山
このケーブルカーの脇もツツジがとても奇麗!
降りたところが筑波山神社です
今回はココからつくばの古道を下り
VAAMちゃんご推薦の稲葉酒造へ
ちょっと道が解りづらいのですが
お店の方が電話で親切に導いてくれました
神社から歩いても20分かからないとおもいますし
この古道はとても静かで古いお家の多い素敵な道です!
素敵な郵便局!
蔵を改造した素敵な空間で利き酒やつまみを楽しみ
上質な時間を過ごしましたが・・
のんびりしすぎて買い物をしていたらバスの時間が~
最後はお店の人に道案内して貰い近道でバス亭へダッシュ!
何とかバスに待って貰ってギリギリセーフで筑波駅まで(笑)
稲葉酒造のカフェレストラン
その後も参加者の一人、
サイラスさんが外国人コントトリオで出演するというので
その場のノリで池袋のエールハウスにまでつき合い
ココでも地球人相手に楽しい時間を過ごしました!
※いろんな国籍やミックスの人達、世界を移動してる人達
彼らは自称「地球人」だそうです、なるほど・・
遊びすぎ&飲み過ぎでしょぉぉ~
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一緒に山に登りましょう~
山岳ガイド・海外登山手配はC&C.JAPANへ!
8年前くらいに滑ったこのルートをまた滑りたく計画をたてました
参加者が少なかったのでお仕事的には「?」でしたが
コンディションと運と人に恵まれたとても楽しいツアーになりました!
計画は私ですがガイドは夫であり国際ガイドのツベートです
既に標高差550m登ってるのに・・目的地は遙か(汗)
このコースは猿倉から大雪渓を登って白馬岳に登る人も多いコースだけど
大雪渓は雪崩や落石と危険なので、あえて遠くても栂池からの入山です
こちらからだと標高差自体は少ないかも知れないのですが・・長い・・
本当に長くて中嶋は疲れました。
でも実際、
この日に大雪渓を上がった人達の多くが雪崩に出会ってます
大きな事故には至りませんでしたが
私達の知人は100mも流されたそうです(怖い)
白馬大雪渓は夏にも登られる有名ルートですが
近年夏でも落石など事故が多く
充分な警戒が必要です(出来ればヘルメット)
初日は栂池から入ってロープーウェイを使いシール登高で
天狗原・白馬大池経由で稜線に出て
ひたすら白馬岳を目指して移動します
シールをつけたままアップダウンを繰り返し(主にアップ)
時にはハイマツの上を歩いたり石の上を歩いたりと・・
ひたすら歩きます(登ります)
移動すること7時間でやっと白馬岳頂上に着きました!
※シール(スキン)=(下の写真にハイドレーターと干してあるものです)
スキーの裏に貼り付けることでスキーが滑らなくなるので
板をつけていても登ることが出来るようになるのですよ
白馬山荘まで本日初めてで最後のスキー滑降を100mくらいして終了
白馬山荘はGWからオープンする頂上直下3000m近くにある山荘です
夏にはひしめき合ってるこの辺の山小屋も
この時期はゆったりとしていて小屋泊まりも楽しめます
あ、今回も役に立ったのがコレ
ハイドレーションシステムでの水分補給です
「高山は水分補給が大事」と言っても
重いザックをおろして飲み物を出すのは一苦労、
つい水分をとらなくなってしまいますよね
そして飲むときには一気飲みしてしまって水分が足りなくなる・・
こういうものが売られてからかなり経ちますが
「湿気の多い日本で使うのは清潔?」と
使うのに抵抗があったのですが
広口のものがでてからはしっかり洗えるし乾燥させられるので使い始めました
でもパイプの方の乾燥は今ひとつなので定期的に交換でしょうか?
厳冬期はパイプが凍ってしまうのでNGですがそれ以外は良い感じです
ちょっとハードな山行にはお勧めしたいグッツの一つですね
話がそれましたが、翌日は待ちに待った小屋の前からの大滑降!
でも朝早いのでバーンは凍っていて無理は禁物です
今日も地図で見れば昨日以上のロングコースですが
この日はほぼスキーでの滑降!
やっぱりスキーの機動力は大きいですね~
天気も11時頃までは快晴!
ギリギリ雪倉頂上までは持ちました。
ただ風が強かった~、鉢ガ岳あたりでは飛ばされそうになり
体重の軽い女性の(私ではない)板は
ツベートガイドが持って登ってくれました
大滑降のあとで待っているのは山の中にひっそり立つ温泉山小屋!
何代にもわたってこの雪深いところで守って来た蓮華温泉です
ここの所ご無沙汰だったのですが
穏やかな若ご主人がで暖かく向かえて頂きました
春の蓮華温泉はスキーヤーの桃源郷!
食事は質素ながら誰かがとってきたのか
山のものまで入ってたりして感動しました
そして、温泉、温泉、温泉100%温泉、露天も!
白馬周りで2泊目だった疲れた体に染み渡りました~
雪が無いときには車で行けるのですが、
人里離れた自然の中にある所なので
夏は花が、秋は紅葉が奇麗な温泉山小屋です
白馬山頂でばったりお会いした有名な山岳カメラマン
菊池哲男さんたち一行とも2日目も同宿
3日目はほぼ行動が同じで、私と女性以外は
金山沢周りで猿倉まで滑り込んで大満足。
解散してからは
菊池カメラマンが彼のギャラリーにご招待してくれました
山岳カメラマンとして長年、雑誌やカレンダー、
写真集などで活躍している菊池さんの白馬岳を中心とした作品ギャラリーです
山岳カメラマンは重い機材をもって山に出かけ
未明から真夜中まで寒い外に行っては
とりたい写真と偶したチャンスを根気よく狙う。
彼から見せられた暗黒星雲や天の川の写真の神秘的なこと!
2日間同じようなコースで同じような場所で時を過ごしていたはずなのに
グウグウ寝ている凡人とはまったく違う世界を見ていたんですね・・・
しかし・・
こんなお洒落な所にギャラリーを持っていたとは~
(スミマセン知りませんでした)
教会の横のカフェでおゆっくりすることもできる
白馬に来るときにはこのギャラリーカフェにも是非訪ねてみてくださいね♪
下山してからこのGW中の色々な事故の情報を聞きました
白馬大雪渓でも疲労凍死
その他の多くの場所で滑落
亡くなった方のご冥福を祈ると同時に
しっかりとした装備や技術を身につけることが大切だと思いました
それにもまして大事なのは判断力、危機管理能力。
山は自然が相手、常に状況が変化しています
自体が急変しても対処出来る技術と体力を
自分は、メンバーは持っているのか?
持っていないなら何処で何時エスケープ出来るか?
それを常に考えながら行動するのが大事だと思いました
*******************************************************
山岳ガイドのご用命はC&C.JAPANへ是非!
一緒に山に行きましょう~♪
私のスキーシーズンも終焉に近づき
花や新緑のハイキングにも心誘われ
そして例年のごとくクライミングシーズンへの
切り替え時期がやって来ました~
毎年この次期は焦燥感で一杯です
滑り足りなかった後悔と「まだ行けるのでは?」という未練
「でも今始めないと遅いでしょ?」という焦り
毎年上手く切り替えられません!!!(涙)
両方継続できるほど、私が器用でないことがいけないのですが
冬は全然クライミングをしないんですよ、私。
去年海外クライミング遠征から帰国したのが12月初め
それから一切登ってませんでした。
そして先週クライミングジムに重い腰を上げて行ってみると
はぁ・・ってほど登れません!
毎年の事だから解ってるんですけど
しかし登れない・・
そしてもちろん面白くない!!!
クライミングシーズンの終わりには
あんなに楽しかったクライミング!
11d迄登れたのに今は10bでテンションです(涙)
でも頑張らないとこのままになっちゃうからね
頑張りますよ~ハイ
インドアジム・ベースキャンプの風景です
てな理由で初めはインドアでウォームUP!
直ぐ手が痛くなります、足も痛くなります
涙がでそうなくらい痛いです
何が楽しくてこんな辛いこと・・と恨み節です
これも毎年の事ですけどね
私が良く行くのは家から比較的近いベースキャンプです
かの世界的クライマー、平山ユージさんのジムです
広さでは日本1番くらい広いのでは?
あとは川口のパンプとか十条のアンダーウォール
最近はクライミングが密かなブームなのか
都会でも至るところに新しいジムが出来てますので
調べて見ると良いと思います
スポーツクライミングは一度道具を買うと
安く手軽に遊べるスポーツだと思います
何よりクライミングを少しかじっておくと
山で岩場が出てきてもビビらなくなります
手と足の使い方が上手くなりますよ!
日本の山って西洋の山に比べると
簡単なハイキングだと思いきや
岩場がひょいと出てくるのが特徴の一つです
木の根も張ってるし茂みも多いし
まぁ言い換えれば土壌が新しく豊かな山なのです
話を戻してクライミングです。ハイ
第2弾としては簡単な外岩と言うことで
先日日曜に群馬県子持ち岩に行ってみました
此処の獅子岩ルートは7ピッチのマルチピッチがあります
(何回かクライミングを繰り返しながら数百㍍登ります)
5,7~5.9という初級者向けルートなので
気持ちよく登れる予定だったのですが・・
渋川伊香保インターから車で30分程度で着く子持山登山道
簡単なハイキングではありませんが時間的には3時間もあれば
登って降りてこれるし登山道も良く管理されてます
前夜が雨だったらしく気温も低いので
木に集まったしずくが氷となって振ってました!
ガスなのか小雨なのか解らない空模様
とにかく寒い!!!
他のパーティは岩が濡れているので諦めて帰りましたが
何故か我が相棒は帰りたがらない・・
せっかく来たのだから、とりあえずそこまで・・と
そこまでのつもりが結局上まで凍える手や足を気にしながら
メチャクチャな登り方で登りましたよ・・はぁ
濡れてるし、寒いし、ガスだし・・怖かったよ~(笑)
もちろん全然上手く登れやしません
それでも登らないでいるより
一歩去年の私に近づいたと思います
クライミングのあとの温泉やうどんが美味しかったですしね
またリベンジに来なくては!
せっかくなので一応頂上まで登ってみました・・
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桜を求めて近郊ゆるハイキングに友人と行ってきました! 駅から清水寺迄は関東ふれあいの道や民家の路地を通る 降り怖々初心者な友人・・
友人は「登りがきつい!」とゼイゼイしてましたけど(でも標高差400mくらい) 大平山の春は山桜など4000本の桜で賑わう所 ハイキングマップは此処からまだ大平駅までのルートがありますが 神社の周りには御茶屋さんも一杯! **************************************************************************** |
<スタッフからの一言>
大平山大平町観光協会のホームページにはトレッキングガイドのご案内がありました。ガイド料は「無料」だそうです!(4/21現在)さくらにつつじにあじさいに紅葉に、1年を通して見所が多そうな大平山です。アクセスは東武日光線「新大平下駅」か、JR栃木駅からバス。 つつじの見頃大平山神社3月下旬から4月上旬にかけての「さくらまつり」は終わってしまいましたが、次は6月中旬から7月上旬にかけての「あじさいまつり」が行われるようです。ホームページには神様や拝観について、また周辺のお散歩コース等も載っていて、かなり情報が満載になっています。ぜひご覧ください。 住所:栃木県栃木市平井町659 太平山三大名物 |